【テトラ・アビエーション】2021年5月8日放送分

大楽
FirstMaker~希望のストーリー~。大楽聡詞です。この番組は、新しい時代を切り拓き日本に新たな産業を起こそうとしている企業や研究者にスポットを当て、彼らが目指す未来をお聞きし、震災の復興、そして新しい産業のリアルタイムな情報をユーザーの皆さんに感じてもらおうという番組です。この放送はFM 岩手DateFMエフエム仙台ふくしまFMLucky FM茨城放送bayfm、以上太平洋沿岸5局をネットしてお送りしていきます。

そして番組アシスタントはこの方です。

田巻果奈です。よろしくお願いします。

大楽
5月9日が母の日ということで田巻さんはお母さんとの思い出と言うとどんなことがありますか。

田巻
いろいろあるんですけど、実は私の実家は福島県いわき市で焼き鳥屋さんをやっていまして。実家に帰省するたびに親のお店の手伝いをしてるんですけど、メインが焼き鳥でサイドメニューが母の手料理なんですね。私はそのお手伝いするたびに母の味を教えてもらってます。

大楽
じゃあ田巻果奈さんが作るのは全部お母さんの味にだんだん。

田巻
なりつつあります。

今日のゲスト:テトラ・アビエーション株式会社 新井秀美さん

大楽
今週も先週に引き続き世界に向けた空飛ぶクルマを開発・研究されるベンチャー企業、テトラ・アビエーション株式会社さんに注目していきます。昨年2020年ボーイング社が後援する国際コンテスト『GoFly』 にて世界トップ10に選出されたベンチャー企業。空飛ぶ車『eVTOL』の開発ストーリーも伺いました。今週も、ご出演頂くのは取締役新井秀美さんです。早速お迎えしましょう。

【テトラ・アビエーション】2021年5月1日放送分

大楽
先週空飛ぶ車eVTOLの開発、事業内容を伺っていて、男子としてすごくこうワクワクしてしまう内容だったんですけど、お話によりますと学生向けのイベントですとかセミナーを積極的に行っていると伺ったんですけど。

新井さん
感染対策をして、昨年2020年の9月に私どもの普段研究をしている埼玉の工場に、下は小学生の女の子から上は大学生の方まで呼んで見学イベントを。うちもちょっと倉庫がそれなりに風通しが良いものですから、これだったらできるかなと思ってイベントを行いました。その中には9月だったので夏休みの研究で空飛ぶ車について書いたので是非参加したいという中学生もいました。

田巻
どんな反応でした?

新井さん
もう機体に向かって写真を連写していました。隅々まで写真を撮って帰っていきました。

大楽
そういう子どもたちの翌日からの夢はそれに乗ることであったりとか作ることになると思うんですよ。

新井さん
帰る時にも親御さんとかが迎えに来てたので、ぜひ今日話したことをお話しいただいて、10年後どういうふうに未来がなってるかっていう話をしてくださいねっていうことをお伝えしたら、親御さんからお礼のメールが来て、もうずっと未来の話をしていると。良かったと思って。

大楽
今の40代世代だと多分皆プラモデルを作ってると思うんですよね、小学校中学生。それがもう目の前で動いてるわけじゃないですか。これって全然未来の想像しやすいと思うんですよね。(空飛ぶ車を)目の前に見たら次にやりたいことって2つしかなくて、乗りたいか作りたいしかないですからね。

新井さん
私たちの一番最初のプロトタイプも全部ホームセンターで材料買って作ってるので。1/10のサイズもちっちゃいものから始めたんですけど、それもホームセンターの材料で作りました。

大楽
それは作る方がすごいのかそれともその材料が置いてあるホームセンターがすごいのかって話ですよ。

新井さん
それぐらい材料が何でも手に入るようになったんですよ。昔だったらそんな小さなものとか一個売りはしてくれなかったものだったりとか日本で売ってないようなものも、例えば中国から個人輸入でちょっとずつ買える。何でも自由に作ることができるようなってきているので、こういう大きな航空機だったりしても個人の人が頑張ってやろうっていう風に思えるような時代になったんだと思います。

田巻
ということはいろんな人にチャンスはありますよね。

新井さん
もちろんです。私たちもGoFlyという大会でブース出してたんですけども、一番最初のプロトタイプはホームセンターで買ったんですよっていうのを書いてやったら、親御さんが娘さんに「こういうのはみんなホームデポ(アメリカのホームセンター)で買えるんだからこれで作ってみなさい」みたいなことをお子さんに教えてたりとかもしました。

大楽
イベントであったりとかセミナーをされたいっていう場合はテトラ・アビエーションさんのホームページから問い合わせすればいいでしょうか。

新井さん
はい、お問い合わせいただければありがたいです。私たちもできる限りお子さん達に作るということを想像してほしいので、地道にお話をしていければと思います。

テトラ・アビエーションの未来

大楽
ここからはテトラ・アビエーションさんが描く未来についてということでお話をお伺いしていきたいんですが、テトラ・アビエーションさんが輝く未来、どんな未来を想像されますか。

新井さん
どんな人でも自由に空を移動して、交通渋滞のない、ストレスのない社会を実現したいなと思っています。

大楽
今まで色んなお話をお伺いして、作られた物っていつ販売されたりとか僕たちの手に入るのかなってのは気になるんですけど。

新井さん
今年私たちは、オシュコシュエアベンチャーというアメリカで行われる世界最大のアマチュア航空機のイベントがあるんですけども、そこで、このGoFlyでお見せした機体ではなく次の次世代機をお披露目して、そこから予約販売を始めます。デモンストレーションも予定しています。

EAA AirVenture Oshkosh 2021
https://www.eaa.org/airventure

田巻
今年のいつ頃ですか。

新井さん
7月です。

大楽
昨年のコンテストからまたアップデートされた機体がもうできてるってことですよね。それは僕達まだ見れないですもんね。

新井さん
そうなんです。私たちもぜひ福島の皆さんに見ていただきたいと思っているので、日本に帰ってきたら出来る限り早く福島県の皆さんに見ていただけるようなことはしたいと思っています。

大楽
ありがとうございます。7月に販売ですよね。ってことは価格帯もちょっと決まってるかと思うんですけど、もし差し支えなければちょっとお伺いしてもよろしいですか。

新井さん
4000万円です。

田巻
想像より安いんですね。

新井さん
はい。広告宣伝費と思っていただければ。

田巻
どのくらいの方が予約してくれるかとか予想とかはできてるんですか。

新井さん
次世代モビリティにご興味ある方からは既にコンタクトはいただいてます。地域の交通を解決したいだったりとか、交通弱者と呼ばれる方ですね、例えば高齢者の方だったりとか。私とかもあの喘息がちょっとあるので、ちょっと移動するっていう時に自転車とか辛い時があるんですね。そういう時にもまあいろんな電動キックボードでも電動バイクでも自由に乗れて、例えば近くの大型商業施設の上から飛行機乗って、そのまま草津の温泉に行くと。そこを全部車で運転してると4時間ぐらいかかってとても疲れてしまうので、温泉で癒されない。そこを自由に移動できるようになるのが一番いいなと思っています。

大楽
7月ということですけど、そこから予約販売。実際にお客様それを予約して手元に届くのって何時ぐらいになるんですか。

新井さん
デリバリーされるのは来年です。

大楽
これって免許とかって必要なんですか。

新井さん
アメリカで販売するので、アメリカでアマチュアの航空機のライセンスが必要です。
そんなに、アメリカでは全然難しくないです。

大楽
日本で車の免許を取るのと同じぐらいですか。

新井さん
同じぐらいです。

大楽
それで空飛べるんですか。

田巻
やりたい。

新井さん
私たちは一人乗りの航空機を作ってるんですけど、今は免許が要りますけど、将来的には免許がいらなくなる、もしくはすごく簡単な免許で乗れるようになる自動運転の空飛ぶ車ができるとは思っているので、基本的に一人乗りで作っています。タクシーとかも大体皆さん一人か二人ぐらいで乗るのがほとんどなので、移動効率とかを考えると一人乗りを作った方が効率がいいなと中井(代表取締役社長)が考えて作りました。

田巻
私今大学4年生なんですけど、就活の時期で、たぶん今ラジオを聴いてる方にも就活で悩んでる方いっぱいいると思うんですけど、新井さんすごい経歴がいっぱいあって、コツっていうか臨機応変に対応できるコツとか。

新井さん
これはいつも言っていることがあって、漫画なんですけど安野モヨコさんの『働きマン』っていう漫画があって、ドラマ化もされたんですけど昔。それに出てくるフレーズなんですけど、就職っていうゴールに向けてボールを投げると手前で落ちる。なので就職できない。でも就職してこれこれをしたいと思ったら簡単に就職を越えている。なので就職したいとかの出来事よりも、自分は何をしたいを目指していったら勝手に就職ってできるじゃないですか。なので私たちも航空機が作りたい、空飛ぶ車が作りたい、空飛ぶ車を作ってこういう社会を実現したい、だから空飛ぶ車を作った

田巻
なるほど。勉強になりました。ありがとうございます。

大楽
先週今週とテトラ・アビエーション株式会社取締役新井秀美さんにお話伺ってきました。空飛ぶ車のことだけじゃなくて田巻さんの将来についてもいろいろ含めていただきました。2週に渡って本当にありがとうございました。

新井さん
ありがとうございました。

田巻
ありがとうございました。

福島の旬な話題!みそ漬処香の蔵の『蔵醍醐クリームチーズの味噌漬け』

ここからは私田巻果奈が福島の旬な情報をお届けしていきます。

今週から新しいコーナーですね。

そうなんです。
福島の今を知っていただくため、美味しい情報、体験できる情報、ためになる情報など、福島に行ってみたいなと思っていただける話題をお届けしていきます。

田巻
今週ご紹介するのはこちら、みそ漬処香の蔵さんです。こちらは福島県南相馬市鹿島区に本店を持つお店です。創業はなんと1940年。きゅうりの乳酸発酵漬けをはじめ、様々な発酵食品を製造販売されています。今日はみそ漬処香の蔵岩井哲也さんとお電話繋がっています。岩井さん、よろしくお願いします。

みそ漬処香の蔵 オンラインショップ
https://www.kounokura.com/

岩井さん
よろしくお願いします。

田巻
香の蔵さんの商品、私も子どもの頃からよく食べているものばかりです。ホームページを見ていて、相馬きゅうり漬懐かしくなりました。こちらは80年も作り続けている人気の商品ということですが、なぜ先代の方はきゅうりの乳酸発酵漬けを作ろうと思われたんですか。

岩井さん
きゅうりの古漬けは乳酸発酵しないとおいしくならないっていうふうなのが口癖でございまして、初代の創業者がそれでもうずーっと乳酸発酵を続けてる感じですね。

大楽
先代の言葉を受け継いで80年ですよね。

岩井さん
そうですね、乳酸発酵させることによってきゅうりの青くさみとかえぐみとかがなくなったりとか、それからうまみが増したりするんですよね。なのでそれを作り続けている感じですね。

田巻
今は様々な発酵食品を製造販売されていますが、私が気になるのはクリームチーズの味噌漬けです。商品名が蔵醍醐クリームチーズの味噌漬と言います。こちらは東日本大震災の年に販売されたそうですね。

岩井さん
そうなんです。震災で住民とかお客様とほとんどいなくなってしまったタイミングがありまして、震災後ですね、そこで弊社の社長が新商品でも考えようかみたいな前向きになったんですね。それでちょっと新商品にみんなで注力することによって出来上がったのが今のこの蔵醍醐クリームチーズの味噌漬になります。

田巻
そして今もう一番人気なんですね。

岩井さん
そうなんです。一番人気の商品に育ちあがりました、10年かけて。

田巻
ピンチをチャンスに変えた、そんなストーリーがあったんですね。いろんなものに合いそうですよね。

岩井さん
そうなんですよ。パンとかクラッカーと一緒に食べたりとか。味噌とチーズって非常に相性が良くて、生野菜のサラダにトッピングをしたりとか、あとお酒のおつまみにしていただくのがおすすめですね。

田巻
私ふと思ったんですけど、日本酒に合いそうだなと思いました。

岩井さん
そうですね、福島県には日本酒おいしいのがいっぱいあるので、ぜひどのお酒に合うか探していただくというのも面白いかもしれないですね。

田巻
食べてみたいと思います。岩井さん今日はありがとうございました。

岩井さん
ありがとうございました。

田巻
今日は番組からその『蔵醍醐クリームチーズの味噌漬』をなんと10名様にプレゼントいたします。応募方法はtwitterで。番組の最後にお知らせします。

大楽
皆さんのご応募お待ちしています。

エンディング

2週にわたってテトラ・アビエーション株式会社取締役新井秀美さんにお話伺いました。

大楽
田巻さんいかがだったでしょうか。

田巻
すごい夢を与えていただきました。高校生や大学生向けのイベントも開催しているということなので素晴らしい日本の未来を福島から全国へ広げていって欲しいと思います。

大楽
そうですね。先程お知らせ致しました番組プレゼント、味噌漬け処香の蔵さんの商品『蔵醍醐クリームチーズの味噌漬』。ご応募は番組 Twitter からお願いします。#firstmaker、ハッシュタグの後ろにローマ字小文字で firstmaker をつけてご応募ください。当選者の方には番組スタッフから DM ダイレクトメッセージでご連絡いたします。詳しくは番組公式Twitter、アカウントが@firstmaker_jpをフォローしてチェックして下さい。

田巻
皆さんのご意見ご感想、そしてご応募、お待ちしております。