あれから10年

3月11日。

東日本大震災から10年という月日が流れました。小学5年生だった私もあっという間に大学3年生に。

感慨深い一日でブログを書きたくても思うようにこの感情を言葉に表せずこんな時間になってしまいました。

当時私は小学5年生で終業式が終わり下校中でした。体験したことの無い大きな地震、窓ガラスが割れて至る所で地割れが起き、ものが壊れる音、人々の悲鳴。色んな音が行き交ってました。

何が起きてるのかわからなくて友達と身を寄せあい地面に這いつくばって長い長い揺れを耐えていたのを今でも鮮明に覚えています。

家の中は裸足では歩けないほどグチャグチャで玄関までガラスの破片が沢山落ちていました。電気は止まりガスも水道も止まり、スーパーには食べ物や飲み物、電池は何一つ売ってなくて、水を何度も給水地から運びました。湯船にはつかれず少ない水を家族で分けながら髪の毛や体を洗いました。毎日の余震。生きることに必死でもう何が起こってるのかも理解出来ない日々。不安と絶望で涙が止まりませんでした。

幸い、私の家は海沿いではなく家族も無事でしたが原発事故の影響で暫く避難生活が始まりました。

学校が再開すると、ばいばいも言えずに引っ越してしまった友達たち。家を失い、仮設住宅から登校する新しい友達たち。全てが変わりました。

これが私の体験した全てです。

その後、復興の為にできた福島県いわき市のご当地アイドルに所属し沢山の復興のお手伝いをしてきました。仮設住宅に何度も訪問し炊き出しをしたり歌やダンスをしたり。風評被害を無くすために市外や県外に毎週足を運び大好きな地元福島のPR活動をしてきました。

また高校2年生の時にはアメリカに留学し、震災時支援してくれた方々にお会いし、お礼と復興の現状の演説を沢山しました。そこで人生で初めて何千人もの前でスタンディングオベーションを頂きました。自分がしてきたことが報われたような気がして涙が溢れました。そして国境を越えて人の温かさに感動しました。その時、将来誰かのために。誰かを笑顔にする仕事に就きたいと強く思いました。

震災から10年。

この10年で人も建物も環境も全て変わりました。震災で失ったものは沢山あります。でもそれ以上に震災があったからこそ気づけたこと。皆さんに出会えたこと。良いことだって沢山ありました。今こうして「Firstmaker〜希望のストーリー〜」の番組でアシスタントMCをさせて貰えてるのだって震災があったから。

そして、「Firstmaker〜希望のストーリー〜」で取り上げている、震災を機に福島で新たな産業を立ち上げたり、新たな研究を行ったりしている企業や研究者さんたちがいっぱいいること。これだって震災があったからこそだと思うんです。

まだまだ復興したとはいいけれませんが

ずっと被災者ではいられません。

自分ができることを1つずつしていきたい。

今firstmakerの一員で居られていること。

これも大きな使命だと感じております。

震災を福島で経験した私だからこそ伝えられるものをもっともっと皆さんに発信していきたいと思います。

そして何よりこの出来事が風化しないように私たちが希望溢れる未来の子供たちに伝承していかなければなりませんね。

明るい未来に向かって明日からも全力で。

笑顔で精一杯生きていきましょう(^^)

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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