【マッスルスーツを世界へ ~イノフィス~】2022年4月2日放送分

田巻

4月最初の放送ですが…。

あれ?ちょっとスタートが違うだと思ったそこのあなた!正解です!今月はちょっとスペシャルなんですよね!

私、田巻果奈が進行していきます、ドキドキです!

田巻

改めて自己紹介させていただきますと、福島県いわき市出身の22歳です。

4年前に大学入学を機に上京したんですが…先月無事に大学を卒業しました!大学まで行かせてくれた父と母に本当に感謝です!

そして私、13歳から18歳まで福島県いわき市の公認ご当地アイドル「アイくるガールズ」の1期生として所属し、福島の復興のために様々なイベントに取り組んできましたが、上京した今でもこの番組を通して福島に関われることを本当に嬉しく思います。

アイくるガールズ(icle girls)OFFICIAL WEB SITE|福島県いわき市のご当地アイドル (iwaki-idol.com)

田巻

私は本当にね、福島が大好きなんですよ!

今はこんなご時世なんでちゃんと自粛をして、3ヶ月に1回ぐらい実家に帰ってるんですけども。この間の冬、冬のオリンピックとかすごい盛り上がりましたよね!私、冬のスポーツが大好きで、スノーボードにすごい行くんです、毎年!

で、今年福島のスキー場、最後に行ったのが2月かな。福島のスキー場に行った帰りに、たまたまいわき市にある「らーめん首鬼」っていうラーメン屋さん、そこに寄ったんです。そのらーめん首鬼の店主さんが私の「アイくるガールズ」時代のファンの方で!メンバーにちなんだラーメンを裏メニューとして販売してるんです!

私は『いわきの全力少女』っていうキャッチコピーでやってて、根も元気なんですけど、そんな私をイメージしたラーメンが焦がしにんにく醤油ラーメンで、通常”かなスペ”と言います。私の名前の”かな”に”スペシャル”。

なんとその”かなスぺ”が思いのほか人気らしく…!今までは冬限定だったらしいんですけど、なんとレギュラー化したそうなんですよ!すごくないですか(笑)!私の商品がレギュラー化したということで。

でも、ちょうど”さやスぺ”っていう二期生のさーやのラーメンを食べた後にそれを言われたので食べ損ねちゃったんです!悔しい!食べたかった!

まだ帰る機会がないので、是非福島県いわき市に住んでる方、らーめん首鬼さんに行って、”かなスぺ”を食べて、良かったら番組のメッセージに”かなスぺ”の感想とか書いてくれたら嬉しいなぁなんて思います!


ここからは、過去に放送したゲストトークを再編集してお届けしていきます。

今週は昨年6月、7月に放送した株式会社イノフィス 代表取締役社長 折原大吾さん株式会社イノフィス 福島研究所 所長 中川誠也さんへのインタビューの模様を再編集してお送りしていきます。

株式会社イノフィスさんは「マッスルスーツ」を開発・販売されている会社。

INNOPHYS – 株式会社イノフィス

「マッスルスーツ」とは、装着するだけで介護や農作業などの中腰姿勢の作業をする場面で腰の負担を軽減するアシストスーツです。実は番組サイトのトップ画面でも、「マッスルスーツevery」の写真をご提供いただいています。

ということで、ここからは大楽さんも登場します!それでは改めてお聞きください!


大楽

田巻さんが着ています。装着してみていかがですか?

田巻

もう着てる感じが全然しないです!

リュックを背負ってる感じなんですけど、すごいなんか着てる感覚を忘れてしまう感じですね。

1分程度ですぐ着れちゃいました!

大楽

そしてね、やはりマッスルスーツを着たからには重いものを持ってみたいじゃないですか。

目の前に、スタジオの中でもすごく重めのマイクスタンドがあるので、ちょっと持てるかどうか実験お願いしてもいいですか?

田巻

やってみますね! 

・・・すごい!結構簡単に持ち上げられました!すごい!

大楽

僕が何も装着せず持ち上げたとき、そんなに浮かなかったよ!?

田巻さん、いま30センチくらい持ち上げてますけど、そんな簡単に…!

田巻

装着する前は持ち上げられなかったんですよ!
脱着もすぐできますね。すぐはずせます。


マッスルスーツとは?

大楽

今現在は主に「マッスルスーツ GS-ARM」「マッスルスーツ Every」の二つがあるんですね。

折原さん

「マッスルスーツ GS-ARM」というのは、「アーム」というくらいなので腕をサポートするもの。

©株式会社イノフィス

もう一つが、田巻さんに試していただいた「マッスルスーツ Every」

©株式会社イノフィス

こちらは、前かがみの作業があったりとか、重いものを持って移動させるような作業の時に使っていただくと腰の負担を少なくしてくれる…そういった製品になります。

大楽

電源を長時間使うことも可能なんですよね。

折原さん

そうですね。「マッスルスーツ GS-ARM」の方は、実はガススプリングというものを使ってるんですね。

そして、さっきつけていただいた「マッスルスーツ Every」というのは人工筋肉といって、空気の力で動くんですよ。

人工筋肉自体は随分昔からある技術なんですが、それを2000年代から、マッスルスーツを腰のサポートに使えないかということで研究開発していた…というのが我々の会社の元々の出だしなんです。

ずっと研究開発をしていた東京理科大学の小林研究室の技術を使わせて頂いております。

製品情報 – INNOPHYS – 株式会社イノフィス

大楽

今回、こういう形でマッスルスーツとして商品化されたわけですけれど、いつぐらいから構想があったんでしょうか。

折原さん

随分前からずっと研究開発は進めていて、新しい製品が出始めたのが2014年とか。
本当に初期の形でした。

訪問入浴介護といいまして、訪問して体の不自由な方、お年寄りの方の入浴をサポートしてあげるようなそういう場面で使っていただくというのが元々のスタートだったんです。

©株式会社イノフィス

より軽く、よりお求めやすい価格でと、そこからどんどん製品を改良していって。

今ある「マッスルスーツ Every」 という形で、介護からはじまり、今は農業とか製造業といったところにお客様の幅が広がり始めた、そんな状況ですね。

田巻

一般の方はご使用されてるんですか?

折原さん

ご自宅でもお使いいただいてる方が結構たくさんいらっしゃいますね。

今ご自宅でご年配の方々が介護を家でやらなければならない…というような場面でご利用いただいたりするケースも増えてきてると思いますね。

田巻

すごい幅広いですね。

マッスルスーツ Every」 はアルファベットの「 A」 のような形になってるんですけど、それは腰の負担を軽減するために開発された形なんですか?

折原さん

体って前かがみになったり動いたりとか、いろいろするじゃないですか。前かがみになったとしても背中が邪魔にならないように…とか、けれど強い力を出さなきゃいけないのでしっかり作らなきゃいけない…とか。そういったところを諸々考えた結果、今の形になっています。

株式会社イノフィス 代表取締役社長 折原大吾さん


大楽

福島との関わりについて伺っていきたいと思うんですが。

中川さんが所長を務める福島研究所、現在福島駅前にあるということなんですが、どういった研究をされてるんでしょうか。

中川さん

大きく三つのことをやっておりまして…。

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株式会社イノフィス 福島研究所 所長 中川誠也さん

まず、一つ目。一番大きな役割としましてはこのマッスルスーツ、先ほど装着いただいたもの以外にも、より新しい技術を応用した新しい製品の開発を進めています。

やはり色んなところで使っていただいて、その評価を頂き改良していくというプロセスが必要です。まずその開発品の機能を検証したり、実証評価をしたりということをまずメインでやっています。 

医療系、病院さんやいろんな介護施設さんに貸し出して評価をいただく。
これが一番大きな役割です。

それから二つ目。
南相馬に生産を委託してる工場があるんですが、そこに耐久試験機というものがあり、耐久性を評価しています。もうひたすら機械で24時間曲げたり伸ばしたりして。何万回何十万回ってやって、機能に異常がないかっていうの検証したりする役割も担っております。

それから、駅前という地の利を活かしまして、ショールームみたいな展示、装着の体験も出来るような形になっております。

それで福島とのかかわりの役割を担ってる、というような研究所になってます。

田巻

株式会社イノフィスの研究所として、福島県を選んだ理由はどんなところにありますか?

中川さん

工場を持っておりませんので、新しいものを開発するのに試作品を繰り返し繰り返し作り続けないといけないんです。
それを作って頂ける会社さんとして、福島県内にも工場をいくつか持たれてる「菊池製作所」さんと古くからパートナーを組ませて頂いたっていうのがそもそものきっかけでして。

ここで試作品の加工とか、あるいは量産品も一部作っていただいたりしております。
この「菊池製作所」さんが福島にものづくりの拠点を持っていたというのがそもそものつながりです。

そこから端を発して、我々まだ小さな会社ですので研究開発にお金がかかります。
このお金を、補助金という形で、県とか市から支援をいただいていた。
福島県福島市から R & Dの助成金を頂いて、開発を進めていたんです。

大楽

何かやりたい、って思っても先立つものが必要ですもんね。

中川さん

そうですね。しかも他の県との比較ですと福島県の場合は、実証評価をしたり、自分が検証したりするためのインフラは非常に整っておりまして。

イノベーション・コースト構想が一番ベースにあるんですけども。

福島イノベーション・コースト構想 (fipo.or.jp)

そこから端を発して、郡山にあります「ふくしま医療機器産業推進機構」さんという、
病院と我々みたいな開発をするところを仲立ちをして頂けるような、マッチングしてくれる組織もありますし。
そういった意味で非常にインフラが整っているというのもあります。

田巻

新しい技術が福島ではたくさん生まれていますが、そうしたサポート体制の充実が開発の後押しになってるんですね。

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大楽

折原社長から見たこの「株式会社イノフィス」の魅力ってどんなところがありますか?

折原さん

私が感じるのは、イノフィスという我々自身が、少子高齢化のような社会問題に対して、直接的にどうアプローチしていくかそこに装着型のアシストスーツというものを使って、問題に対して解決するソリューションの一つになれる可能性があるっていうこと、これが非常に魅力的で。

©株式会社イノフィス

やがて世界に広がっていく話なので。
イノフィスが日本だけじゃなくて海外、世界に展開していく可能性がある。
そんなところがイノフィスの魅力なんじゃないかなという風に考えてます。


「打席に立たなかったら、絶対に打てない」

田巻

新しいことを始めるにあたって、不安だったりとか…すごい勇気がいることだと思っちゃうんです。

折原さん

確かに勇気はいるなという気もしますし、毎回毎回怖いんですよね。

田巻

やっぱりそうなんだ…! 

折原さん

飛び込んでいくときは毎回毎回不安もありますし、おっかないこともあるんですが…。まあとにかくいろいろとやってみないと、その先は見えてこないので。

会社とかでもよく言ってるんですけど、「打席に立たなかったら絶対に打てない」と。

そういうことなのかなと思ってどんどん突っ込んでいこう!というような話はしてますし、自分もやっぱりそういう風なことを大事にしていきたいなと思ってますね。

大楽

なんか…今折原さんが話されてる時も、新しいことがとても好きだ!って、すごくパッションを感じる瞬間がいっぱいあって。
こういう魅力的な社長さんのもとって「みんないいなぁ…」って思いました。

田巻

働いてみたくなりますよね!

折原さん

いやあ…ミーティングでは厳しいことを言ってるかもしれないですけど…(笑)

大楽

あと、やはり部下の人達にもちゃんと打席に立つチャンスを与えてくれそうな気がします! 

そういう言葉をチョイスされるということは、多分ご自身も打席に立ってきたはずですし。その経験から学ぶことがいっぱいあったと思うので、それを同じように部下にチャンスを与える方だと思うんですよね。

折原さん

また自分が振り返って、「成長って一体どういう時だったんだろう」って思った時があって…。

そうすると、過去これまでの仕事の場面場面において、当時の上司だったりがやってみろと、よくわからないけどやらせてくれてたんですよね。
そういう機会をいただけたっていうことは自分はすごく幸せだったと思うんですけど。
それによっての成長っていうのはあったと思うので。 

なので、自分がこういう立場になったら今度はその後輩だったり、みんなにそういうことをやっていきたいな、なんていう風には思ってはいますね。

大楽

すごい素晴らしいですね。自分がもらったバトンをちゃんと後輩にも伝えていくと。

「マッスルスーツ Every」

イノフィスの未来

大楽

ここからは株式会社イノフィスが描く未来についてお聞きしたいと思います。

これからの未来、会社としてはどんな将来を想像されていますか?

折原さん

今は「腰」「腕」ということをやってきて、作業支援をやってきたと思うんです。 

会社としてやっていこうと思っているのは、
製品をもっともっと拡大をしていきたい、というのがひとつ。

海外にもっともっと出て行こうというのがもうひとつですね。

製品というところで言いますと、重いものを持つとか、前かがみの作業の負担を低減するとかがあるんですけど。

「マッスルスーツ Every」の『作業負荷を低減』という部分、逆転の発想を使うと、
実は「姿勢が良くなる」とか…そういったものを何かお客様の価値に繋げられないかという風に思っていて。

今、社内で色々と検討したり、または外部のお客さんの所にヒアリングしたり、デモしたりとかしています。

結局マッスルスーツって、かちゃっと締めたときに姿勢がきゅっと良くなるんですよね。
その状態で逆に負荷をかけてあげる…とかしたらより効果的に運動ができるんじゃないか、といったことに使えないかなぁなんていうの考えています。

大楽

折原さんの未来っていうのはどういうふうに考えていますか?

折原さん

それで言うと、このイノフィスという会社…会社というよりかイノフェスが提供している価値。これを、もっともっと国内だったり、やっぱり海外の人たちに広めていきたいなと。

そうすることで現場の作業の負担であるとか、あとは少子高齢化問題とか、そういったものに少しでも寄与できるといいなぁというふうに個人的には思っています。

大楽

これから人口が減少していくのはわかっていますし…でも作業自体は変わらない


人間がやらなくちゃいけない作業って絶対にあるじゃないですか。
そこの部分で、少しでも軽減できればいいと思いますし。

なによりも農業をやってる僕の友達、毎回行くたびに腰を押さえてる姿が思い浮かんでしまいまして。本当にこれがあれば彼が、友達自体も作業自体も負担が軽くなると思うし、将来そういう姿をする人は少なくなると思うんですよね。

©株式会社イノフィス

折原さん

そうすることで、皆さんの日々の生活みたいなものがもっとより良くなるといいなぁなんて思ってるんですよね。

作業自体が軽くなる。
それから、作業をした翌日にも疲れてぐたっとしているのが、そうしたことがなくなって、じゃあちょっと休みの日なんだからどっかに遊びにいこう!と…。 

そうすることで生活自体より豊かなものになっていくんじゃないかなとも思ったりしてまして、そういったものにつなげれるとけるといいなあというふうに考えてます。


放送を終えて イノフィスのこれから

田巻

折原さんから「海外展開を目指していく」というお話がありましたが、すでに実現されているんです!

「マッスルスーツEvery」は現在アジア・EU諸国を中心に15の国と地域で販売されているとのこと!

マッスルスーツ Every、ポーランド・デンマーク・ エストニア・ラトビア・リトアニアで販売開始 – INNOPHYS – 株式会社イノフィス

昨年の放送で、折原さんが「イノフィスは日本だけじゃなくて海外・世界展開をしていく可能性がある」とおっしゃってから1年も経たないうちにこんなに世界展開されているんです。凄いですよね!

私、この放送からイノフィスさんの活躍を見てきて思い出す折原さんの言葉がありまして…。

打席に立たなかったら絶対に打てない」って折原さんがおっしゃってたんですよ。その言葉が私の中で強く残っていて。

いま4月に入って、新しい環境に不安に思ってる人が多いと思うんですけど、打席に立たなかったら絶対に打てないという折原さんの言葉を胸に、皆さんもいろんなことに挑戦してほしいなって思います。私も頑張ります!

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