【Looopが手がける未来のエネルギーシステム「エネプラザ」】2022年3月12日放送分

田巻

今回も株式会社Looop 福島支店 支店長 小山田祐介さんにリモートでご出演していただきます。

大楽

前回は株式会社Looopさんの事業内容、そして福島での取り組みを伺いました。

今週は小山田さんのお人柄にも触れていきたいと思います!

小山田さん、よろしくお願いします!

小山田さん

よろしくお願いします!

株式会社Looop 福島支店 支店長 小山田祐介さん

株式会社 L o o o p (ループ) 企業サイト | 再生可能エネルギーの最大普及を目指す電力会社


小山田さんの経歴 入社エピソード

大楽

まずはお人柄について触れていきたいと思います。

現在は株式会社Looop 福島支店の支店長ということなんですが、いつから支店長になられたんですか?

小山田さん

私が支店長として福島支店でやってるのは2019年の4月からになりますので、約3年前からになります。

田巻

支店長ってどういった業務をされるんですか?

小山田さん

いまは福島支店のメンバー・スタッフと一緒に、再エネにかかわる商材の営業活動を行っております。

2017年に入社したんですけど、入社当時は野立ての太陽光用地を探している時で。東北エリアの地主さんに伺ったりだとか、現地調査したりだとか。 東北電力とか経済産業省への申請に追われるような日々を過ごしてました。

いま支店長になっても同じくそういったことをやらせて頂いてる形になります。

大楽

支店長になる前は何をされてたんですか?

小山田さん

私がLooopに入るきっかけっていうのが、前職でも土地を扱うような仕事をしてたんですね。実際には大手アパートメーカーに勤めてまして、建築候補地を探して用地交渉をしたりということを11年ぐらいやっていまして。土地にかかわる仕事をしたいなっていうのでLooopに応募したような形になるんですけど。

ちょっと裏話的な話をすると、私は福島採用なので福島で最初の面接をして。2次面接は本社で、社長面接…役員面接があるんですけど。その際に私の妻と社長の奥様が、全く同じ地元の同じ部活の先輩後輩だったっていうことが面接の中の雑談でわかって!

大楽

えー!すごい!

小山田さん

すごい不思議な縁を感じまして。奥さん以外の所の接点は全くないので、その場で「ほんとだ!」みたいな感じでちょっと携帯で確認してみたり。

おそらく入社できたのは奥さんの縁のおかげかなみたいな(笑)

大楽

そんなことはないと思いますよ!(笑)

田巻

すごい縁ですね!

大楽

奥さん同士の話になることもすごいですけどね! 

田巻

確かに!なんで気づいたんですか?

小山田さん

たぶん私の履歴書に山形とあったんで、そこで奥さんの出身地だとかってのもあったりとかしたんだと思うんですけど。地元はどこ?みたいな話から、何市?みたいなところであれあれ?みたいな(笑)

大楽

僕、今までの面接で一回もないですよそんなこと(笑)

小山田さん

それがなければそういう話にはならなかったと思うので、それこそ本当に縁だと思いますね!

田巻

すごいですね!

大楽

奥様の後ろだてがあってのですね!

田巻

そんなご縁があって入社されたと思うんですけど、株式会社Looopに入って良かったなって思うことはありますか?

小山田さん

良かったというか、社員もそうですしお客様もそうですけど、仕事をしていていろんなことにチャレンジする会社ではあるので、色々やらせてくれる。すごくやりがいを感じられてるってのはありますね。

田巻

入社したくなる会社ですね!

大楽

山形出身ということで、福島に住まれてだいたい5年ぐらいですか?

小山田さん

約5年になりますね。

大楽

どうでしょう、福島に暮らしてみて?

小山田さん

福島に来てから出会った人、私はいま郡山市に住んでますけど、最初に住んでた家の大家さんがすごくいい人で。もう引っ越ししちゃったんですけど、今でも大家さんと付き合いがあったりとか。すごいあったかい人柄が多いなーっていう印象ですね。

田巻

福島いい人多いんですよ…!

小山田さん

いろんな良い場所もありますよね!

田巻

小山田さんが感じる福島の良いところはどこですか?

小山田さん

いま6歳の息子がいるんですけど。郡山のいま住んでいる所の近くにカルチャーパークっていう遊園地があってですね。そこにはよく行きますね。

郡山カルチャーパーク (koriyamaculturepark.com)

コロナ禍の前だと、アクアマリンふくしまとかも年パス買って行ったりしてました。

大楽 田巻

年パス!

小山田さん

年パス買った方がいいなとなって(笑)


Looopが手がける「エネプラザ」とは?

田巻

小山田さんが描く株式会社Looopの未来について教えてください!

小山田さん

弊社には”エネルギーフリー社会の実現”というビジョンがありまして。

エネルギーが無料で使える社会を本気で目指しています。サービスとか生活の質が底上げされて多くの社会課題が解決されるというところを思っていますので、そのためにはまず燃料のいらない再生可能エネルギーの最大普及が必要ですし。その足掛かりになるようなことを例えば福島から、地方から発信していきたいなっていうふうに思っています。

大楽

未来のエネルギーのあり方ということで、「エネプラザ」というエネルギーシステムがあると伺ったんですが…これについて教えていただいてもよろしいですか?

小山田さん

エネプラザについてご説明させて頂きますと、昨年よりいろんな賞を受賞しておりまして、「グッドデザイン賞」「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」「新エネルギー財団会長賞」を受賞しております。

エネプラザが「令和3年度気候変動アクション環境大臣表彰」を受賞 | Looop(ループ) (looop.co.jp)

これは、さいたま市浦和美園の地域において、脱炭素レジリエンスを担保したスマートホームコミュニティ街区というものを運開するという内容になるんですけども。Looopが手掛ける、スマートシティのための分散型エネルギーマネジメントシステムというものが「エネプラザ」になるんです。

住宅街の各戸、それそれの家の屋根の上に太陽光パネルで発電した電力を、街区の中央にある蓄電池や動く蓄電池…いわゆる EV(電気自動車)が備わったチャージエリアに集約して、各戸でシェアするなど需給の両面で再生可能エネルギーの利用率を最大限に高めていきます

街区内の電気設備が自立運転することで、停電時でも電力の供給継続が可能になる仕組みになっております。

さいたま市でのエネプラザ導入イメージ

大楽

ということは、街の中でエネルギーをバランスよく使うということなんですかね?

小山田さん

そうですね。イメージとしては、その場で作った電気を地産地消するというようなイメージになりますね。

田巻

それって、街中に太陽光パネルがいっぱいあるってイメージですか?

小山田さん

太陽光パネルは街中の家、戸建ての屋根の上に乗ってるという形にはなります。ただ、一般的な区画整理をするような、街区のところにチャージエリア…蓄電池を供えるエリアが出来上がって、それを街ぐるみで電気のバランスをとって地産地消していくような仕組みを作っているという形になるので。

すごく所狭しと太陽光パネルが並んでますみたいなことではなくて、屋根の上にはありますけども、そこかしこにあるというイメージでは全くないですね。

大楽

今の街の景観を崩すことはないということですね!

小山田さん

最近建てているような区画整理地や、お住まいの近くのところのイメージした感じの街並みの中に融合しているというような形で。それが”エネプラザ”という街区のようなかたちでスタートしますということですね。

「再エネ+新電力」で実現するゼロカーボン | エネプラザ開発秘話 | Looop (ループ) (looop.co.jp)


小山田さんの描く再エネの未来

田巻

最後に、再生可能エネルギーのこれからについて伺ってもよろしいですか?

大楽

小山田さん個人としてはどんな未来を想像しますか?

小山田さん

今だったら、太陽光発電というものがより身近に感じてきてはいるんですけども。これが例えば、既存で建っている建物とかにもどんどん普及させていける仕組みがあれば。

弊社も「未来発電」とか「ゼロ円ソーラー」というものをやっていますけども、まだまだ一般消費者の方からしたらそこまでまだ認知されてない部分とか、太陽光発電に対してのイメージっていうところにハードルがあると思いますので、そこをなくしていけるような。

もっといいイメージだったり、今後そういったところにネガティブなイメージがないように持って行きたいというのは思うところです。

大楽

ぜひ今後も頑張って頂きたいと思います!

田巻

応援しています!

小山田さん

ありがとうございます!

2回にわたって、

株式会社Looop 福島支店 支店長 小山田祐介さんにお話伺いました。

ありがとうございました!

編集後記

Looopが目指す、エネルギーが無料で使える社会「エネルギーフリー社会」。燃料のいらない再生可能エネルギーを最大普及し、サービスや生活の質が底上げされ多くの社会課題が解決される未来をつくるため、福島から発信していく。

Looopが手がける分散型エネルギーシステム「エネプラザ」。スマートシティにおいて需給の両面で再生可能エネルギーの利用率を最大限に高めていくシステム。各戸の屋根に設置した太陽光パネルで発電した電力を、街区の中央にある蓄電池や EV(電気自動車)が備わったチャージエリアに集約し、各戸でシェアする。その場で作った電気を地産地消するイメージ。

現在「エネプラザ」はさいたま市浦和美園をモデルケースとして計画が推進されています。
3.11をきっかけに設立されたLooop。太陽光発電や再生可能エネルギーをより一層普及する仕組みづくりとイメージアップを進めたいと小山田さんは語ります。その語り口から社会貢献と福島の復興に向けてのエネルギーを感じた収録でした。

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