【IHIがつくる福島と子どもたちの未来】2021年10月9日放送分

今回のゲスト:株式会社IHI 技術開発本部ソリューション統括本部ソリューションエンジニアリング部 部長 中島精一さん

大楽

前回は、相馬市にある「そうまIHI グリーンエネルギーセンター」スマートコミュニティ事業について伺いました!

【そうまIHIグリーンエネルギーセンターに注目!】2021年10月2日放送分

大楽

今回は、そんな現場を陰で支える中島さんのお人柄についても触れていきたいと思います。

田巻

中島さん、よろしく願いします!

中島さん

よろしくお願いします。


中島さんの人柄・IHI入社時のエピソード

大楽

前回、お話を伺った時は中島さん、淡々とした方なのかなと最初思ったんですが。
でもそんな中にもね、熱いものを秘められている感じがしたんですけど…中島さんの人柄にフォーカスしたいということで…!

中島 精一さん

株式会社 IHI を選んだ理由を教えていただいてよろしいですか?

中島さん

入社したのは平成2年。
僕自体、学生時代はテニスをほとんどやっていて勉強もしてなかったんですけれど。
就職は学校推薦っていうかたちで、学校推薦の締め切りギリギリ…もう明日が締め切りっていうくらいの日で。

田巻

ええぇー!

大楽

本当にギリギリじゃないですか!

中島さん

初めて就職の時にみんなが読むような、こんなに(指でジェスチャーしながら)分厚い本を初めて開いて…。

田巻

前日に?ウソでしょ⁉ありえなーい!(笑)

大楽

いま軽くこんな本っておっしゃいましたけど、5センチくらいの本当に分厚い本ですよ!
前日に…!?

中島さん

まぁ最初に IHI…当時は「石川島播磨」でしたけれど、あいうえお順で載っていて。

株式会社IHI 沿革・あゆみ

https://www.ihi.co.jp/ihi/company/history/index.html


最初から2ページぐらいで、なんとなくここでいいかなと。まあそんな感じ…(笑)

大楽

そんな感じって簡単に言いますけど…(笑)ここ良いなっていう感じで?

中島さん

そうですね。最初にその本の中に宇宙ステーションの写真が入ってるような。

大楽

あぁ、なるほど!夢がありますね…!

そうすると今度は、子どもの頃って何に興味を持ってたのかなとちょっと思っちゃう。

中島さん

子供の頃はいろいろ興味を持ってましたけど、基本的には野球をよくやってましたね、広場で野球とか。

大楽

外に出て体を動かすタイプだったんですね。

中島さん

そうなんですけど、あとは電子工作とか。コンピューターとか作ってました

大楽

コンピューター作ってるんですか⁉

中島さん

コンピューターというほどでもないですけど、 計算機ですね。計算機を普通の買ってきた…石を使って…。

大楽

…?普通の石を使って計算機を作れるんですか…? 

中島さん

作れます。

田巻

え?どういうこと?

中島さん

石というか半導体、トランジスタとか。

大楽

なるほど、中身の部品をいろいろ買ってきて、そしてひとつの箱形の計算機を作ると。

中島さん

いまの計算機ってCPUとか、でっかい集積回路でやってますけど、それをトランジスタで作っていく。

田巻

やっぱり子どものころから違うんですね。私ずっと鬼ごっこやってましたもん。

中島さん

鬼ごっこもやってました(笑)

田巻

泥団子とか作ってました(笑)これが一般的!全然違いますね。

大楽

それはもう今、IHIさんに就職されてよかったですね!

中島さん

…どうかなぁ(笑)

大楽

もう入社して30年経ってるんだから、そこは首を縦に振ってほしかったですけど…!(笑)

田巻

天職ですよね!

中島さん

そうですね。


IHIが描く そうま IHI グリーンエネルギーセンター の未来

大楽

中島さん、色々お話しいただいたんですけど、そうま IHI グリーンエネルギーセンターの未来についてお話をお伺いしてもよろしいですか。

そうまラボ 外観

中島さん

はい。最初、そうまIHIグリーンエネルギーセンターっていうのはスマートコミュニティ、地域のエネルギーをちゃんと使いましょうというところからスタートしてますけども。
そこから今、いろんなものが太陽と水と空気だけから作れるような循環社会ができたらいいなと思っています。

再エネ電力の地産地消マネジメント 左:管理棟外観、右:同室内

あとは今、水素と二酸化炭素から、メタネーションって言いますけど、メタンを作るとか。

二酸化炭素からメタンを製造するメタネーション技術

https://www.ihi.co.jp/var/ezwebin_site/storage/original/application/4986fb8bfc2c1e30b4e1c0ed8eb717b3.pdf

あとは、オレフィンっていうプラスチックの材料を作るようなことを研究しようとしてます。

大楽

それって可能なんですか?

中島さん

二酸化炭素、大気中の CO2 を取ってきて、太陽光で作った水素とくっつけ、合成させてオレフィンにする…プラスチックにすると、大気中の CO2 がプラスチックというかたちになるので。

田巻

そんなこともできるんだ。

大楽

そうすると二酸化炭素を減らすことができるということですかね?

中島さん

そうですね。太陽と水と空気を使って、いろんな循環社会がいろんなものに広がっていくようなことが相馬でできればと。

そして相馬をいろんな人が見に来て、交流人口が広がっていって、そこからいろんな新しい産業・ビジネスが広がっていくようなことができればと思っています。

その一つとしていま農業と漁業もやっていまして。再生可能エネルギーで農業漁業を。
アクアポニックスっていう、お魚と水耕栽培で野菜を一緒に育てるということをやっています。

大楽

え、お魚と野菜を一緒に育てるんですか?全く場所が違うような気がするんですけど…。

中島さん

魚が餌を食べてフンをします。それを野菜の肥料にしていく。その水の中には肥料として入っているんですけど、それを野菜が吸収して綺麗な水をまた元に戻すっていうような。

アクアポニックス:養殖と水耕栽培を組み合わせたシステム

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9


こういう事にまた『水と空気と太陽光なら、野菜と魚ができる』というような。将来はこれを宇宙に持って行きたいんですけどね。

田巻

可能性が拡がっていきますね!

中島さん

この、ステムっていうんですけども…。

STEM教育

https://ja.wikipedia.org/wiki/STEM%E6%95%99%E8%82%B2


こういう小さい地球環境、普通に地球では循環してるものなんですけども、そういうものに福島県の子どもたちに実際に触れてもらって、科学というものに興味を持ってもらって、そこからまた新しい大発明が、科学にすごい興味ができるようなそんな未来が描ければなと。

大楽

すごい壮大な計画ですよね!

中島さん

なかなか我々も子どもたちに対して特化した話って滅多にしたことがないので。見に来てもなかなかそう理解してもらえない。話が難しすぎる。

大楽

内容が内容ですもんね。

中島さん

水素で動くゴーカートっていうものを作って、相馬市民祭りなどのお祭りで子ども達みんなに乗ってもらって、水素ってこんなので動くんだよとかいうことを子ども達に教育したいと思ってたんですけど…。カートには乗ってくれるんですけど、水素の話は絶対聞いてくれない。

大楽

興味がやっぱり面白いところに行っちゃいますからね。
でもそういう身近にある所から触れることから教育って始まると思うので…。

田巻

身近に感じて、興味持ってくるかもしれないですね!

中島さん

興味持ってくれればいいですよね。

大楽

いまはコロナ禍でありますので、このコロナが収束したら、またより一層子どもに来てもらってね、この皆さんに来ていただいてまた教育を行っていただければと思いますね。

相馬市の未来 福島の未来

田巻

最後に、相馬市と描く未来、さらに福島県と一緒に描く未来を教えていただけますか?

中島さん

先ほども申し上げた通りですけれども、SIGC(そうまIHIグリーンエネルギーセンター)に携わった子どもたちが将来、科学などの分野ですごい発明をしたり、福島発のいろんな発明が世の中に出ていくようなことができたら、その貢献ができたらなと思っています。

田巻

中島さんは福島に対しても、相馬市に対してもすごい熱い思いを持たれていて、我々福島県民としてとても嬉しいんですけど、福島のここがいいなって思うところとかありますか?

中島さん

やっぱり食べ物が一番美味しいですね。特に海の幸、お魚おいしいですよね。
お酒もおいしいですね、日本酒。
そして温かいですね、がね。

二回にわたっていろんなお話をありがとうございました。
福島、そして世界のために頑張っていただければと思います!

株式会社IHI 技術開発本部 ソリューション統括本部
ソリューションエンジニアリング部 部長 中島精一さん
にお話伺っていきました。

ありがとうございました!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です