「福島の今」を知っていただくため、おいしい情報、体験できる情報、ためになる情報など、「福島にいってみたいな!」と思っていただける話題をお届けしていきます!


大楽
もうこれは田巻さんの大好きなシーズンですね!

田巻
本当にそうなんですよ!よだれが出そうになってきましたが…(笑)
このいいたて雪っ娘かぼちゃ、今年は収穫を終えてそろそろ店頭に並ぶ季節ということです。
そこで今回は、いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクト協議会の渡邉とみ子さんにお電話でお話を伺っていきます!
とみ子さん
はい!よろしくお願いします!!
田巻
まずはじめに…とみ子さんってお呼びしてよろしいでしょうか?(笑)
とみ子さん
ぜひぜひ!(笑)
大楽
いやいや、先輩に対して失礼だから…ここはとみ姉だね!
田巻
えー!!(笑)
とみ子さん
どちらでも!(笑)
田巻
本当にとみ子さんは街の方に愛されていて、みんなに「とみ子さん」って言われてるそうなんですよね!
いいたて雪っ娘かぼちゃ、今年は収穫を終えたそうなんですけど、店頭に並ぶのってそろそろですかね?
とみ子さん
もうそろそろですね!
田巻
実は、今回ご紹介するまで飯館村で生まれたかぼちゃの存在、我々知らなかったんですよ…!
このいいたて雪っ娘かぼちゃ、どういう経緯で誕生したんですか?
とみ子さん
これは…飯舘生まれの菅野元一さんという先生、高校の教師から校長先生までされた方なんですけれど、その方が約30年かけて品種改良したかぼちゃなんですね。
田巻
そんなにかけて…!
とみ子さん
平成の大合併で、市町村合併により村がなくなるかなくならないかという時に村を残すために、村の特産品となるようなものをということで、先生ご自身が品種改良したものを、私たち住民の方にぜひ作ってくださいということで提供してくださって。
たまたま私が研究会の会長になったものですから。
私は研究会ができるちょっと前、まだ名前もついてない時から関わっているので、約四半世紀近くに関わってますね。
「雪っ娘」誕生物語https://www.iitate-yukikko.fukushima.jp/category/story
大楽
かぼちゃによって、飯舘村は存続されたってことなんですか?
とみ子さん
わたしはそういうふうに思いたいんですけども(笑)
皆さんの村を愛する気持ちが強かったので、飯舘という冠のついた、名前のものが特産品としてあればいいなという感じで。
震災を経験して…、いつか本当に村に戻った時に作る・作れるものがあるよっていうことで、ずっと種を繋いで今まで来たんですけどね。

田巻
種を繋ぐなんて素敵ですよね…!
大楽
味とかってどんな感じなんですか?
とみ子さん
今年から乾物率と糖度を測る機械を導入して、一個一個計測しているんですが。
収穫したばかりの時計った時は糖度が14.いくつからもう15過ぎてるやつもあったし、
乾物率も28%…普通のカボチャは大体22%ぐらいの乾物率が平均なんですけど、それをはるかに超える数値で!
本当に美味しくできて、甘いです!

大楽
とみ姉は好きな料理方法は何ですか?
とみ子さん
素揚げして、玉ねぎと人参を千切りして…ポン酢和え!これがすごくおいしいです。紹介したらすごく評判が良かったですね!
田巻
本当に食べたいです!食べます!
最後にリスナーの皆さんに向けてとみ子さんからメッセージありましたら、よろしくお願いします。
とみ子さん
今年もいろんな環境の中で大変な年だったと思います。
コロナ禍がなかなか収束しないとか…いいたて雪っ娘かぼちゃも同じように、厳しい環境の中でも本当にひとつぶの種から自分の一生を全うしようと、生きようとする姿を見ていると本当に勇気づけられます。
是非そういった中でたくましく育ったいいたて雪っ娘、ぜひ店頭でお求めくださいませ!
田巻
ありがとうございます!
福島をかぼちゃで盛り上げていきたいですよね!
詳しくはいいたて雪っ娘通信のサイトをチェックしてみてください。私も後ほどじっくりチェックさせて頂きます!
「いいたて雪っ娘通信」https://www.iitate-yukikko.fukushima.jp/
いいたて雪っ娘かぼちゃプロジェクト協議会 渡邉とみ子さんとお電話をお繋ぎしました!
本当にありがとうございました!
とみ子さん
はーい!ありがとうございます!

田巻
今週は、こちら!
「福島県飯館村生まれの、いいたて雪っ娘(ゆきっこ)かぼちゃに注目 」です!
「雪」に「娘」と書いて「雪っ娘」と言います。
実りの秋ということで、食欲の秋を感じますよね?